Program
募集要項(2026年度夏ターム)
1. プログラムの概要
『高度量子人材』を育成し、量子コンピュータの社会実装を加速する
- 高度量子人材育成プログラム「TAQUMI(Training for Advanced QUantum MasteryImplementation)」は、
量子計算技術の社会実装および普及において、その中核を担うことを期待される「高度量子人材」の育成を目的としたプログラムです。
- NEDO(国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構) による「ポスト5G情報通信システム基盤強化研究開発事業」における
人材育成事業として実施し、実践的なスキル、問題解決能力、市場創出力を身に着けた人材の育成を図ります。
- 本プログラムでは、量子計算技術およびアプリケーション実装技術の双方の観点からのアプローチに基づく学習および演習を通じて、
次世代に必須となる高度なスキルセットの習得を目指します。
2. 実施要項
(1) 対象
- 量子コンピューティングの分野における次世代の即戦力として活躍を志す社会人・学生の方
- Pythonによるプログラミングおよび アプリケーション開発が可能な方
- チームのメンバーと連携して開発を推進し、課題解決や目標達成に向けて主体的に行動できる方
- 量子コンピュータや数理最適化技術の実装に効果が期待されている産業領域(製造・物流・金融ほか)に関する深い知見を有する方
(2) 実施日程
開講前オリエンテーション:2026年7月27日(月)11:00~12:00(Zoom)
プログラムの実施や演習に使用する開発環境の設定等に関してご案内します。
育成プログラム:2026年8月24日(月)~2026年9月11日(金)
全15回の講義・演習およびハッカソンを実施します(オンライン+現地開催)。
- オンライン講義およびオンラインコーディング演習(全10回):平日13:00-15:30/日
- 現地開催のハッカソン(全5回):平日9:30~17:00/日
(3) 参加費用
当プログラムへの参加費用は、無料です。
現地開催のハッカソン参加にかかる交通費および宿泊費は、TAQUMI事務局より一定上限のもと実費をお支払いします。
(4) カリキュラム
以下の通り、実施いたします。
株式会社Quanmaticの実務経験豊富なエンジニア(シニアレベル以上)が講師を務めます。
一部カリキュラムでは、外部団体/企業から専門家を講師/審査員としてお招きします。
カリキュラムの詳細
| 講義回 | 日時・場所 | 講義概要 |
|---|---|---|
| 第1回 | 8/24(月) オンライン | 量子コンピューティングの業界動向 ・イントロダクション、学習内容とゴールの確認 ・量子コンピューティングのグローバル動向やユースケース |
| 第2回 | 8/25(火) オンライン | 数理最適化 ・数理最適化の基本と例題、定式化 ・数理最適化ソルバーを利用した計算プログラムの実装 |
| 第3回 | 8/26(水) オンライン | 量子アニーリング/インスパイアード ・量子アニーリングの概要およびQUBO定式化 ・量子アニーリングマシン(D-Wave)および イジングマシン(Fixstars Amplify AE)を利用した最適化計算 |
| 第4回 | 8/27(木) オンライン | 量子近似最適化アルゴリズム ・ゲート式量子コンピュータによる最適化アルゴリズム(QAOA)の概要 ・IBM Quantumを利用した最適化計算 |
| 第5回 | 8/28(金) オンライン | 組合せ最適化総合演習 ・現実社会における最適化問題をテーマとした実装演習 ・要件定義、定式化、プログラム実装までの開発プロセス |
| 第6回 | 8/31(月) オンライン | ブラックボックス最適化(FMQA) ・ブラックボックス最適化の基本と産業応用ニーズの紹介 ・量子コンピューティングを応用した、ブラックボックス最適化手法 |
| 第7回 | 9/1(火) オンライン | Webアプリケーション開発 ・アプリケーションフレームワークを使用したデータ可視化アプリ開発 ・簡易的なUI構築とインタラクティブなアプリケーションの開発 |
| 第8回 | 9/2(水) オンライン | ハーネスエンジニアリングとテスト駆動開発 ・AIエージェントを活用したコーディング手法 ・ソフトウェア品質を担保するためのテスト駆動開発 |
| 第9回 | 9/3(木) オンライン | パブリッククラウド ・パブリッククラウドの概念、アーキテクチャ設計の概念 ・AWSにおけるクラウドサービスとケーススタディ |
| 第10回 | 9/4(金) オンライン | クラウドアプリケーション構築 ・クラウド環境を前提としたシステムアーキテクチャの設計 ・AWS環境でのクラウドアプリケーション構築 |
| 第11回 | 9/7(月) 早稲田大学 | ハッカソンDay 1 ・イントロダクション ・チームビルディング、チームごとのテーマ検討、開発準備 |
| 第12回 | 9/8(火) 早稲田大学 | ハッカソンDay 2 ・チーム開発 |
| 第13回 | 9/9(水) 早稲田大学 | ハッカソンDay 3 ・チーム開発 ・中間インタビュー(進捗確認) |
| 第14回 | 9/10(木) 早稲田大学 | ハッカソンDay 4 ・チーム開発 |
| 第15回 | 9/11(金) 早稲田大学 | ハッカソンDay 5 ・成果発表用の資料作成 ・成果発表会、表彰・修了式 |
(5) オンライン学習ツール(LMS)の提供
期間:2026年7月27日(月)~2026年10月16日(金)
- コーディング演習の課題を配信します。課題の提出は、修了判定の必須条件となります。
※なお課題は、上記期間に限らず決められた期日までに完了してください。
- 自習用の教材およびコーディング演習問題を配信します。講義前の事前学習や、復習に活用してください。(任意)
- オンライン講義は、オンデマンド形式での録画視聴が可能です。(任意)
(6) その他免責事項
- 以下に該当することが判明した場合、主催者の判断によりプログラムへの参加資格を取り消す場合があります。
① 応募資格を満たさないことが判明した場合
② 講師、TAQUMI事務局、他の参加者への迷惑行為が認められる場合
③ 講義コンテンツの無断転載など重大な違反が認められる場合
④ 反社会的勢力との関与が認められる場合
⑤ その他講義参加の継続が不適切であると判明した場合
- 地震・台風等の自然災害・交通災害、講師の急病、その他やむを得ない事情が発生した場合および主催者が必要と判断した場合に、
当プログラムの一部もしくは全部を、遅延、中断、延期する 場合があります。
3. 応募資格
以下の条件をすべて満たす方は、応募が可能です。
(1) 居住・国籍
- 日本国内に居住し、かつ日本国籍を有する方
- 日本の法人(会社、大学・研究機関等)に所属中で、かつ「安全保障貿易管理上の居住者」である方
(「安全保障貿易管理上の居住者」であることの証憑提出を求める場合があります)
(2) スキル
- ソフトウェア開発とこれに関連するネットワーク(Web/通信)およびWeb APIの基本的な 知見、チーム開発の一定知識を有しており、
かつPythonによるプログラミングおよび アプリケーション開発が可能である方
4. 募集と選考について
(1) プログラムへの応募
募集期限: 2026年7月3日(金)
- 本募集要項に従い、期限までに『応募フォーム』よりご応募ください。
- 応募は期日までに必ず完了してください。
いかなる理由においても、期限後の受付は致しかねますので、予めご了承ください。
(2) 選考試験
① 選考試験の実施:2026年7月3日(金)~2026年7月17日(金)
- 期日までに応募を完了した方へ、選考試験(所要時間目安:80分)のご案内を、個別にメールにて送付いたします。
- 選考試験はオンラインで実施いたします。選考期間内に、任意のお時間にてご自宅で受験いただきます。
② 募集人数
20名程度
③ 選考結果の通知:2026年7月20日(月)
- メールにて選考結果を通知します。
- 選考結果の詳細については非公表とします。
5. プログラムの修了判定
以下の修了要件をすべて満たす方は、当プログラムを修了したものとして株式会社Quanmaticより修了証を発行予定です。
① 全15回の講義をすべて受講していること
② 各講義で出された課題の回答をすべて提出していること
③ ハッカソンでの成果物を提出して審査員による審査を受けていること
6. 個人情報の取扱いおよび第三者への提供について
以下に同意のうえご応募ください。
- 本プログラムへの応募にあたり取得する個人情報は、選考、運営、参加者への連絡等の目的で利用します。
- 本プログラムの運営の一部を外部事業者に委託しており、応募者への連絡(メール送付等)についても当該事業者が代行する場合があります。
- 上記のいずれの場合においても、業務遂行に必要な範囲に限り個人情報を適切に取り扱うとともに、委託先に対しても適切な管理・監督を行います。
- ハッカソン実施時には、参加者間の円滑なコミュニケーションおよびチーム活動のため、参加者の氏名および所属を他の参加者へ公開することがあります。
上記の情報は本プログラムの運営および参加者間のコミュニケーションの目的に限り提供されるものであり、参加者は、本プログラム以外の目的でこれを使用し、
または第三者に開示・提供してはならないものとします。(私的利用を含む。)
7. 権利に関する事項
以下に同意のうえご応募ください。
(1) 教材の著作権について
当プログラムで運営者が提供する教材は、すべて運営者または運営者指定の第三者が著作権、その他の権利を有しており、参加者は運営者の事前の書面による承諾なしには、いかなる形態においてもその全部もしくは一部について複製、改変、二次的著作物の作成、または第三者への再許諾、貸与、公衆送信その他の利用を行うことはできないものとします。
(2) 成果物の著作権について
- ハッカソンの期間中に開発された成果物にかかる著作権等の知的財産権はすべて参加者に帰属するものとします。
- 参加者は成果物の内容が、自らのオリジナルであり、第三者の著作権等の知的財産権その他の権利を侵害するものではなく、また公序良俗に反するものではないことを保証するものとします。
- 参加者が成果物について製品化またはその他の商業利用(以下、まとめて「商業利用」といいます。)を希望する場合、運営者は合理的な範囲でかかる商業利用に向け協力するものとします。また、運営者が成果物にかかる著作権等の知的財産権の利用を希望する場合、参加者は、運営者による成果物に関する知的財産権その他の権利の利用について協議することを検討するものとします。
(3) 本プログラムの撮影、外部への発信について
本プログラムは、開催中の様子を写真・動画等で記録し、運営者または協力組織の広報活動(ウェブサイト、SNS、報告書、取材記事等)に利用する場合があります。
撮影データのうち、個人が特定できる写真・映像を広報目的で利用するにあたり、参加者の皆様には別途同意書への署名をお願いする場合があります。
お問い合わせ
本プログラムに関するお問い合わせは、以下の窓口まで「お問い合わせ」フォームよりご連絡ください。
株式会社Quanmatic TAQUMI事務局
〒162-0042 東京都新宿区早稲田町27 早稲田大学40号館 605号室
*株式会社Quanmaticは、本募集要項の内容の全部または一部について、許可なく転載、複製、転用することを固く禁じます。
